なにやら新しいものが話題になっているようで。
vo-aacenc
というわけで早速ビルドしてみました。知らないと躓きそうな所が少しあったので、ビルド方法のメモを残しておきます。
まずgit clone。これはもうお馴染ですね。cloneしたらそのディレクトリに移動します。
[gist id=914935]
次にlsして中身を確認してみます。こんな感じになっていると思います。
[gist id=914940]
さて、configure.acはありますが、configureはありません。configureがないときは大抵bootstrapやautogen.shを走らせればconfigureを作ってくれますが、困ったことにそれらもありません。こういうときはaclocalだのautoheaderだのautoconfだのautomakeだの…いろいろなものを適切な順序で走らせて自分で作成しないといけません。が、手順よく間違えるし、いちいち面倒くさいし…。そこで、シンプルにautoreconfを使ってしまいます。こんな感じ。(autoreconfのパラメータは'man autoreconf'で調べてみてください) するとディレクトリの中身はこんな感じになります。
[gist id=914984]
ここまでくればあとは'configure -h'を走らせてヘルプを読んでからconfigureを走らせてmakeすればビルド完了です。vo-aacencをmake installしてから、ffmpeg/libavのconfigure時に'--enable-gpl --enable-version3 --enable-libvo-aacenc'を追加してffmpegをビルドすれば、ffmpegからvo-aacencを使用できるはずです。
いつか時間があるときにffmpeg使ってエンコードしてみて音質の比較をしてみようと思います。楽しみですねー。
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