Sunday, October 31, 2010

[MacOSX] Safariを快適に [Tips]

Appleが開発しているウェブブラウザのSafari。
OSXバージョン10.3(通称Tiger)以降から標準ブラウザになっています(それ以前はIE for Mac)。
今年6月にはSafari5が公開されて機能拡張が追加されてかなり便利になりました。
今回はそんなSafariをちょっと快適にするTips集みたいなもの。
というか、例によって備忘録…(笑)

機能拡張(Safari Extension)
FirefoxでいうAdd-onに相当するもの。
ブラウザ再起動が不要なのでGoogle ChromeのExtensionの方が近いかも。
便利だけど、インストールしすぎるとSafariが重くなるので注意。
必要最低限がオススメ。
  • Better Google Reader
    Google Readerは未読記事を1000までしかカウントしてくれない。
    それ以上ある場合は1000+としか表示されないけど、これはきちんと2045+とか表示してくれる。
    また未読数をタイトル末尾から冒頭の方に移動してくれるのでタブの表示が狭くても確認しやすい。
    他にも色付け機能などがあって見やすい。
  • AutoPatchWork
    AutoPagerizeの方がよく使われているみたいだけど、たまにSafariが一瞬固まる。
    例えばGoogle Readerで読み込みが完了していない段階でさらにページスクロールをしたときとか。
    最初この原因が何なのかわからなくて結構困ってたけど、AutoPatchWorkに移行したら解決。
    Safariスレを覗いてみても一部のページで読み込みが異常に遅くなるなどの問題もある模様。
    このAutoPatchWorkはそのようなことがない(らしい)。
  • ScribeFire
    一々Bloggerのページを開かなくても記事が書けるのが便利。
    過去の記事の編集もできるし、 ブログエディタも必要なものは揃ってるしこれで十分。
    この記事も初めてScribeFireで書いてみてる。
    複数のブログを管理している人にとってはかなり便利そう。
SIMBLプラグイン
SIMBLはCocoaアプリケーションを拡張するプラグイン(を利用可能にするプラグイン)。
うちの環境で入れているプラグインは2種類。
  • SafariStand
    言わずと知れたSIMBLプラグイン。
    YouTubeとかニコニコのファイルを落とすときによく使う。
  • ReferrerHackKit
    GoogleReaderなどで画像が表示されないときはリファラーの問題。
    このプラグインでBlockするなりForgeすれば見れるようになる。
メモリ使用量を抑える
Safariはバージョンを重ねるごとに機能がどんどん追加されている。
が、反面メモリ食いに悩まされる人も増えている模様(Safariスレなどで散見)。
うちもメモリが少ない環境なのでメモリ使用量はできるだけ抑えたい。
以下、その対策を列挙(本当に効果があるかどうかは各自の判断にお任せ)。
うちでは一応これらの対策で常時実メモリ300MB以下に抑えられている。
  • 機能拡張を減らす
    機能拡張をインストールすればメモリ使用量は増える。
    すべての拡張を無効にしてからSafariを再起動して確認してみると実はそこまでメモリを食ってない。
    一つ一つ機能を有効にしてみてアクティビティモニタで確認してみるといい。
    特にAdBlock for Safariは顕著。
    うちの環境では、この機能をOFFにするだけで半分近くメモリ使用量が減った。
  • Webpage Previewsを無効化する
    Safariは訪問したページを自動で画像に保存する。
    Top Sitesで表示されるのはこの画像。
    ぶっちゃけこの機能、余計なお世話で、ロードは重いし、おまけにハードディスク容量の無駄遣い
    よく開くページはブックマークすればいいし、タブ記憶・復帰機能があるからTop Sitesは全く使わない。
    Safariが起動時にはあまりメモリを使ってないのに長時間使うと馬鹿食いする原因のひとつ(だと思う)。
    無効化の方法は下記「コマンドラインからのチューニング」を参照。
  • タブをあまりたくさん開かない
    なんだかんだ言ってこれが一番効果的(笑)
    Safari自体の問題というより、使い方の問題。
    8〜10個くらいで十分。
  • 再起動
    以上をやってもメモリを食ってしまうなら最終的にはこれ。
    まあ仕方ないね。
コマンドラインからのチューニング
さらに快適化するためにターミナル.appから設定を弄る。
コマンドを入力して操作することに恐怖感を抱く人もいるみたいだけど、
実際にやってる作業は設定ファイル(com.apple.Safari.plist)に値を書き込んでいるだけ。
Property List Editor.appなどで操作しても同じことができるけど、コピペの方が楽。
($マークの後ろをコピー、ターミナル.appの画面にペーストしてリターンキーを押す)
以下、便利なものを列挙。
  • Webpage Previewsを無効化
    $ defaults write com.apple.Safari DebugSnapshotsUpdatePolicy -int 2
  • 表示を速くする(表示開始までの待ち時間を短くする)
    $ defaults write com.apple.Safari WebKitInitialTimedLayoutDelay -float 0.25
  • DNSプリフェッチを無効化
    $ defaults write com.apple.Safari WebKitDNSPrefetchingEnabled -bool false
  • 常にタブバーを表示
    $ defaults write com.apple.Safari AlwaysShowTabBar -bool true
  • RSS機能を無効化
    $ defaults write com.apple.Safari DebugSyndicationEnabled -bool false
設定を戻すときにはwriteの部分をdeleteに変え、-bool trueなどの部分を削除してからコピペすればよい。
例えば、常にタブバーを表示する機能をオフにしたいなら
$ defaults delete com.apple.Safari DebugSyndicationEnabled

こんな感じです。

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